When you're gone

あんなにサッカーが大好きだった人が逝ってしまった。

この一週間は目まぐるしく仕事をしながらも、ずっとあなたのことを考えながら、
同じ時代に、松田直樹という素晴らしい選手を感じられていたこと、
そのことに本当に感謝しました。


熱狂的なファンじゃないけど、大好きな選手の一人でした。
そして今もなんでこんなにも悲しくて涙が出るのか分からないけど、
松田はサッカー選手としても、人間としても魅力溢れる人でした。
感情のふり幅が大きいし、ピッチ上でもそれを露わにする姿は、
素直で見ていて楽しくて、たまに大人げないなと思ったりもしたけど、
でもほんと大好きでした。


猫背でのしのし歩いて、仲間を鼓舞する姿はスタンドから見ても大きかった。
圧倒的存在のセンターバック、読めない攻撃参加、彼のサッカーは見ていてワクワクした。
くしゃくしゃな笑顔が好きだった。
仲間思いで誰からも愛される人柄が好きだった。
サッカーのこと本当に好きだったんだろうし、
それを打算とかなく純粋に楽しんでいる、サッカー選手として、職業人としての生き方がかっこよかった。眩しくてうらやましい程だった。


最後に見たのはいつだか思い出せない程前だけど、
訃報を聞いてから胸にぽっかり穴が開いたように悲しいし、
あんな眩しい笑顔の人がもうこの世にいない事が辛いです。
神様は運命は残酷。本当に、残念でなりません。
松田選手のご冥福を心からお祈りして、ご遺族にお悔やみ申し上げます。



テレビで頻繁に使われてるFマリノスでの最後の松田の言葉。
前半は感情が先走って言葉もまとまってなくて、彼らしいなあと思うけど、
後半部分は当時も感動したけど、今改めて見て感じるのは言葉が生きてるということ。
もっと松田にサッカーをやってほしかったとそればかり思ってまた涙が出ます。

永遠のサッカー少年って言葉が似合う、素晴らしい選手でした。
今までたくさんの感動をありがとう。本当に、ありがとう。


こんなにしんみりするけど、あたしは明日からパリに飛び立ちます。
現地のスリにも相当ビビってるけど、自宅のHDがスパサカをちゃんと録画できるかが最大の不安です。
松本山雅のHP見ると松田のプロフィールがあまりにも小学生のようで、
また出そうな涙を笑顔に変えてくれる。
一日一日を大事に生きようと思える。
天国へ行ってしまった人のことは忘れずに、あたしはしっかり毎日を噛みしめて生きていくことが大切なことなんだって気づく。
最後までインパクトを残してってくれたよ。本当に今までありがとう。
なんとなくお疲れ様でしたとは言いたくないから言わないでおきます。
天国でもサッカーを楽しんでいますように。